【アジアショートドラマアワード実行委員会】第1回アジアショートドラマアワード、釜山で開催──日中韓の9作品がノミネート

【ディンコの一言】

ショートドラマ市場の急成長を背景に、アジア3か国の映像業界が連携して新たな評価基準を打ち立てた本アワードは、データドリブンな審査を導入し、再生数や収益性、多言語展開の実績など市場パフォーマンスを重視しています。


2025年5月28日、韓国・釜山のBEXCOにて「第1回アジアショートドラマアワード」が開催されます。本アワードは、アジア3か国(日本・中国・韓国)の映像業界が連携し、ショートドラマ市場の新たな評価基準を打ち立てることを目的としています。


ノミネート作品は、2025年4月までに制作され、15の国と地域で配信された約1,000本の作品から選出されました。選出にあたっては、従来の映像コンテンツ評価とは異なる、データドリブンな審査基準が適用されました。具体的には、市場パフォーマンス(再生数、収益性、国際展開実績)、プラットフォーム戦略(配信戦略とユーザーエンゲージメントの革新性)、技術革新度(AI活用、制作効率化への貢献度)、産業影響力(ショートドラマ市場全体への波及効果)などが評価ポイントとなっています。


最終審査は、韓国・中国・日本の映像業界を代表する5名の専門家が担当します。審査委員には、韓国放送通信電波振興院ディレクターのアン・ヨンミン氏、韓国テレビドラマ制作協会副社長のペ・デジク氏、中国テレビドラマ制作産業協会青年工作委員会主任の白一驄(バイ・イーツォン)氏、日本オリジナルショートドラマ製作委員会・LINEヤフー株式会社 LINE VOOM統括本部長の有本恭史氏、日本オリジナルショートドラマ製作委員会・プロデューサーの武川基氏が名を連ねています。


表彰式では、全10部門の受賞作品・俳優・制作会社が発表される予定です。各部門の審査基準には、市場データによる総合評価、演技力とプラットフォーム適応性、多言語展開実績と海外プラットフォーム連携度、ブランド統合とマネタイゼーション実績、各国・地域別市場浸透度と文化適応性、SNS話題性とIMDb評価などの総合指標、制作工程におけるAI技術革新度、年間制作実績と流通網カバー率、業界発展への組織的貢献度、シリーズ化・派生展開の実現性と市場成果などが含まれています。


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