【TVer】広告、前年比221%の急成長を記録(2024年度)

 

【ディンコの一言】

「TVer広告の急成長は、テレビとデジタルの融合が本格化した証左。スキップ不可の広告フォーマットと高い視聴完了率が、広告主にとって魅力的なプラットフォームとなっている。制作現場は、短尺でも印象に残るクリエイティブの制作が求められる時代に突入した。」


株式会社TVerは、2024年度(2024年4月〜2025年3月)の「TVer広告」の実績をまとめた「数字で見るTVer広告」を発表しました。この報告によると、TVer広告の売上は前年比221%増を記録し、広告主数は2,138社(前年比187%増)、広告会社数は651社に達しました。 



広告クリエイティブの長さでは、15秒(11秒〜22秒)が52%、30秒(23秒〜37秒)が43%を占め、地上波放送と同様の長さの広告が多く出稿されています。 



また、TVer広告は32の業種から出稿があり、食品や家庭用品などの一般消費者向けの広告だけでなく、卸売など企業向けの広告や、官公庁・団体など公共性の高い業界からの出稿も見受けられました。



TVer広告の効果は、広告接触回数が1〜4回、5回以上のいずれの場合でもリフト値が100%を超える結果となり、スキップできない広告フォーマットと高い視聴完了率が、広告メッセージの記憶定着に寄与していることが示されています。



さらに、TVerの月間ユーザー数(MUB)は2024年7月に4,000万を突破し、2025年1月には4,120万に達しました。配信番組数も3,700を超えるなど、サービス規模の拡大が続いています。 

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