TV×POSデータ連携で売上予測が進化!
【ディンコの一言】
テレビ露出と売上データの融合は、リテール業界のマーケティング戦略に革命をもたらす。リアルタイムでの需要予測と販促施策の最適化が可能となり、消費者行動の変化に迅速に対応できる体制が整う。
2025年5月21日、株式会社マーチャンダイジング・オン(以下、マーチャンダイジング・オン)と株式会社エム・データ(以下、エム・データ)は、相互データ・マスタ連携による業務提携を発表しました。
マーチャンダイジング・オンが提供する流通POSデータサービス「RDS」と、エム・データが保有するTVメタデータを連携させることで、TV番組やTV-CMでの商品露出と売上データの相関分析が可能となります。これにより、テレビでの露出が売上に与える影響を迅速に把握し、マーケティング戦略の精度を高めることが期待されます。
具体的には、エム・データはTVメタデータに「RDS」に搭載された商品マスタを連携させ、食品、飲料・アルコール、家庭・日用品等の商品に関する独自の商品マスタを構築します。一方、マーチャンダイジング・オンは、「RDS」にTVメタデータを連携させ、TV番組やTV-CMでの商品露出による売上への影響を確認できるサービスを構築します。従来の「RDS」の速報性を活かし、TVメタデータ連携による「RDS」ユーザーの便益を向上させます。
この連携により、以下のような活用が可能となります:
TV番組やTV-CMでの商品ブランド露出と売上の相関分析や効果検証
TV番組での商品ブランドのPRプランニングや戦略立案などマーケティング業務でのデータ活用
TV番組やTV-CMでの商品ブランド露出データとPOSデータの統合による業績推定、株価先行指標としてのオルタナティブデータ活用
さらに、リテールサポート、ストアマネジメント、リテールメディア、ユニファイドコマース等のリテールDX支援に加え、商品需要・食品ロス・トレンド予測、仕入最適化の実現を目指します。
この業務提携は、テレビと小売のデータを融合させることで、より精度の高いマーケティング戦略を実現し、消費者のニーズに迅速に対応するための新たな一歩となります。
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