2025年上半期関東・関西テレビニュース報道量ランキング発表
~関東・関西エリアでのテレビニュース報道秒数を比較、市場関心の温度差が浮き彫りに~
【ディンコの一言】
関東と関西での報道量比較は、地域による関心の違いを定量的に可視化する貴重な指標。ローカル事情へのキャッチ感度が異なるマーケティング戦略や番組編集方針に新たな示唆を与え、番組制作現場には編集時間配分の見直しを促す材料になるはずです。
JCC株式会社(東京都台東区)は、2025年1月1日~6月15日の期間に関東・関西地区で放送されたテレビニュースの報道秒数を独自分析し、各エリアのトップ20ランキングを発表しました 。
同社はニュースの内容を400字程度の抄録と秒単位のタイムスタンプ付きでメタデータ化。今回の分析では、n‑gram手法で文字単位の出現頻度をクラスタリングし、「話題ごとの放送秒数」を集計しています。
調査対象局は、関東地区がNHK総合、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ、関西地区がNHK大阪、読売テレビ、朝日放送テレビ、毎日放送、テレビ大阪、関西テレビです 。
集計結果では、関東では“トランプ米大統領関連”、関西では“大阪関西万博や兵庫県知事問題”の話題が報道の上位に浮上。報道時間の差から、地域別の関心構造や報道姿勢の違いが明らかになりました
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