【ガイアックス】7/2京都で縦型ショードラ全国集結、映画館スクリーン初披露
【ディンコの一言】
「ショートドラマ×地域PR」という組み合わせは、自治体の広報に“秒で刺さる”武器だ。スマホ前提の縦型映像をあえて映画館で見せる試みは、 演出・画質・音響を劇場仕様に引き上げることで制作者の発想を拡張し、スポンサーの評価指標も「再生数」から「体験価値」へシフトさせるポテンシャルを秘める。2025年のIVSの場で制作会社が横串で集まる意義は大きく、業界は“地域×ショードラ”を次の収益柱にする覚悟が問われるだろう。
株式会社ガイアックスの子会社CREAVEは、スタートアップカンファレンス「IVS KYOTO 2025」の公式サイドイベントとして、2025年7月2日(水)に「全国のショートドラマ制作会社 京都に大集合!!!」をアップリンク京都で開催する。第1部は映画館を貸し切り、福島県いわき市・和歌山県・読売テレビなど3つの地域/企業連携プロジェクトの縦型ショートドラマを上映。スマートフォン視聴が主流のフォーマットをシアタースクリーンに投影し、映像の色調や音響設計を再検証することで“作品”としての完成度を体感させる狙いだ。
上映後のトークセッションでは、地域観光担当者と制作プロデューサーが、自治体が抱える露出課題や撮影許諾、地元キャスティングといった実務面を共有。ショードラを観光誘致やブランディングに活用する成功・失敗のリアルを掘り下げ、参加者が自県で転用できるヒントを提示する。さらに第2部の懇親会(DIG THE LINE BOTTLE & BAR)では、制作会社・行政・広告主・投資家がネットワーキングし、翌日のIVS本会議へと話題を持ち越す設計だ。
CREAVEは2023年からショートドラマを活用したマーケティング支援を強化し、累計300社超のSNSプロモーション実績を持つ。2025年は自社IPのショートドラマ制作にも踏み込み、国内外プラットフォームへの展開を計画。本イベントは同社が掲げる「地域の魅力をショードラで世界へ」というビジョンを体現する場であり、自治体連携を加速させるキックオフとして位置付けられている。
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