【フジテレビ】日本初!テレビCMを“個別表示”へ、実証成功 🚀

 郵便番号で切り替わるCMの導入、第1歩踏み出す

【ディンコの一言】

放送という“全員同じ映像”の世界に、個別化の波が訪れた意義は極めて大きい。アドレッサブルTVは広告の精度向上だけでなく、広告主と視聴者の接点を再定義する。さらにフェイク広告対策を同時構築した点は、業界全体の信頼を支える重要な布石だと感じます。


実施日・番組:2025年6月20日(金)28時45分放送の『Cutting Edge TV~Time Trip Series 日本の空撮絶景旅~』にて、関東ローカルで試験放送 


技術のポイント:

ISDB方式の地上波で、受信機ごとにCMを切り替える「アドレッサブルTV広告」を実証。番組本体は放送で維持し、CM部分だけネット連携で差し替え。

郵便番号に基づく地域分け(23区西・東部、多摩など計10地域)で別CMを表示 。

ネット品質が低くてもCM映像の劣化を抑えるよう設計。放送局側で設備改修不要、スモールスタート可能な構成。


フェイク広告対策連携:

暗号技術を用いて広告主情報と審査情報の真正性を保証。

CM中右上に「真正マーク」を表示、リモコン黄色ボタンで詳細が閲覧可能 。


既に欧米では同様技術が注目されており、今回日本で“放送波+IP連携”による完全テストは初。

デジタル広告の利点と放送の安心感、安全性を両立できる融合モデルに近づいた。

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