【DMM TV】縦型ショートドラマ「DMMショート」配信開始!

【ディンコの一言】業界人コメント

「DMM TV」が縦型ショートドラマ市場に本格参入。月額550円で3,000話見放題という破格の戦略は、若年層の“ながら視聴”ニーズに直撃する。小室哲哉氏のプロデュース作をはじめ、オリジナル作品の質と量でTikTok世代を取り込む構えだ。テレビ業界にとっても、短尺コンテンツの制作ノウハウが求められる時代の到来を示している。


2025年6月2日、合同会社DMM.comは、総合動画配信サービス「DMM TV」にて、縦型ショートドラマを「DMMショート」として配信開始しました。DMMプレミアム会員(月額550円、アプリ経由は月額650円)であれば、年間約100作品・3,000話(予定)のショートドラマコンテンツを見放題で楽しめます。


「DMMショート」は、スマートフォンでの視聴に最適化された縦型動画で、1話あたり約3分の短尺コンテンツを提供。スマホアプリ内にはショート専用タブが設けられ、ユーザーは興味に応じたコンテンツを簡単に探索できます。


DMM TVは、ショートドラマ市場の拡大を受け、2024年9月にこの領域への参入を発表し、年間20億円規模の投資を行っています。オリジナルコンテンツの制作ノウハウやクリエイター、キャストとの協業実績を活かし、注目度の高い国内外ヒット作品の制作・配信を目指しています。


配信開始時点でのラインナップには、「デパコスBA戦争」や「新人看護師は院長の孫娘!?」などのオリジナル作品「DMMショート オリジナル」や、「ドッペルマリッジ」などの独占配信コンテンツを含めた全19作品が含まれています。毎週新作を配信予定で、6月の配信予定数は約30作品900話、年間の配信予定数はオリジナル作品40本を含めた約100作品3,000話となっています。


また、TM NETWORKの小室哲哉氏が総合プロデューサーを務めるオリジナルショートドラマも制作中で、2025年10月に配信予定です。小室氏は、映像に音楽をつける仕事を35年以上続けており、ミュージックビデオの尺感に親しみがあることから、ショートドラマの制作に興味を持ったと述べています。


DMM TVは、アニメを主軸に、バラエティや2.5次元作品・舞台・ミュージカル、ドラマ、映画など幅広いジャンルのコンテンツを提供する総合動画配信サービスで、月額550円(税込)の「DMMプレミアム」に登録することで、国内見放題作品数は業界第2位、新作アニメの見放題作品数は2年連続でNo.1となっています。

 

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