【TBS・WOWOW】超低遅延「Live Multi Studio」で技術賞獲得

【ディンコの一言】

この「Live Multi Studio」の登場は、放送現場のライブ・リモート制作を根本から変えるインパクトを持ちます。超低遅延かつ多地点伝送に対応することで、複数カメラやリモート出演者を含むリアルタイム構成が可能に。制作の自由度と効率が飛躍的に向上し、既存のワークフローに新たな価値を吹き込みます。


背景:TBSとWOWOWは、ライブ中継で発生する映像・音声・制御信号の遅延問題を解決し、高品質な多地点同時配信を実現するために本開発に着手。


技術内容:「Live Multi Studio」は独自開発の超低遅延プロトコルを使用し、一般的な放送ファシリティやリモート拠点間で極めてシームレスに映像伝送が可能。WOWOWのスマートフォン専用視聴アプリ「Live Multi Viewing」では、遅延0.1秒以下の反応性を実現


ユニークポイント:

超低遅延(約0.1秒)を達成

カメラ切替や音声制御に対する応答性が非常に高い

ホールやスタジアムなど様々な現場での同時多地点配信に最適


実績:大型音楽フェス(例:Summer Sonic)、eスポーツ、VIP専用配信など多岐にわたるイベントで導入済み


受賞内容:第51回放送文化基金賞・放送技術部門を受賞。日本放送界において、映像伝送分野で卓越した技術が公式に評価されたことを示す。

 

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