テレビ朝日ホールディングス、CVCファンド「EX Innovation Fund 1号」設立(規模50億円)
【ディンコの一言】
テレビ朝日がエンタメを軸にスタートアップへ積極投資へ。CVCファンド設立は、放送ビジネスの枠を超えたDXと新たなコンテンツ創出の両輪を回し、次世代市場への“本気の挑戦”といえる。
テレビ朝日ホールディングスは2025年7月1日、コーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC)ファンド「EX Innovation Fund 1号」(EXイノベーション1号投資事業有限責任組合)を設立した
ファンド規模・期間:50億円、運用期間10年
投資対象領域:映像・コンテンツ、テクノロジーを中心とするエンターテインメント拡張スタートアップ
ステージ:アーリーからエクスパンション期のスタートアップが中心
組成構成:GP(無限責任組合員)はシンプレクス・キャピタル・インベストメント、LP(有限責任)はテレビ朝日ホールディングス
ポテンシャルと狙い
近年、テレビ局各社がDXやIP活用を加速させる中、朝日系列もCVC強化に乗り出した形。Techを駆使したビジネスモデルへの新規参入や、コンテンツ創出の仕組み化により、持続可能なビジネス展開を模索しているようだ。
10年スパンの運用設定からも、長期的な構想をもってエンタメ領域で新たな“勝ちパターン”構築に取り組む姿勢が読み取れる。
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