【UNITED PRODUCTIONS】フリーランス360度支援「UPCA」始動──日本の映像業界を変える第1歩
【ディンコの一言】
このニュース、インパクトは桁違いです。映像・メディア業界で何人ものクリエイターが毎年“燃え尽きて”業界を離れる現場を見てきた20年。その背景には、業務や生活インフラを1人で背負う「孤軍奮闘」の現実がありました。UNITED PRODUCTIONSのUPCAは、そんな現場の“当たり前”を根底から揺るがす。即効性まで求めると過剰ですが、長期で見ると働き方、ひいては日本発コンテンツの国際競争力に大きく寄与する可能性を秘めています。待ち続けた“複合型エージェンシー”の誕生です。
「フリーランスになったはいいけど、働く基盤も守りもゼロ。これって私だけ…?」
現実は、映像やテレビの現場で“ぎゅうぎゅう”に身を縮めながら働くクリエイターが後を絶たない。不安定収入、社会保障なし、複雑な契約、そして資産形成の“手探り”。20年業界に身を置いた立場から言えば、多くの才能がこうした“インフラ格差”で芽を摘まれてきました。
2025年7月、株式会社UNITED PRODUCTIONSが「UPCA」(UNITED PRODUCTIONS CREATORS AGENCY)をローンチ。このエージェンシー、単なる仕事斡旋や派遣にとどまらず、
-
キャリア支援
-
バックオフィス(請求・契約・法務)代行
-
健康診断や保険加入のサポート
-
福利厚生・ウェルネスサービス
-
資産運用や節税アドバイス
までをワンストップで提供。しかも、映画監督・ディレクター・AD・アニメーター──クリエイティブ職種すべてが対象という“業界初”の総合型です。
世界的に見ると、例えば米国のWGA(脚本家組合)は医療保険・年金・リーガルまで包括的に組合が管理し、フリーランスの定着率向上に寄与しています。Statista(2023)によると米国のクリエイティブ系フリーランサーの約61%が「福利厚生を組織的に受ける環境あり」と回収。一方、日本国内では“自己責任”型が根強く、JETRO(2023年6月)の調査ではフリーランスの社会保障満足度がわずか13%
UPの実績は、番組「千鳥の鬼レンチャン」「あちこちオードリー」やNetflix「トークサバイバー」シリーズ、映画『ショウタイムセブン』など人気作を多数手掛ける。その制作現場で得た実感、「才能あるクリエイターの離脱=現場力の低下」、これがUPCA設立の動機に直結しています。
“エージェンシーはいくらでもある、今さら?”──たしかに派遣やマネジメント会社は存在します。しかし実態は「紹介のみ」で、確定申告や契約代行、資産運用の細部までカバーするところは希少。事務局・健康診断まで面倒を見る仕組みは、私の知る限り国内初です。
即行動したい人へ──3ステップ
-
UPCAウェブサイトで会員登録し、自分の現状課題を明文化
-
ファースト面談でキャリアや生活、不安点をまとめて相談
-
年内に1件「バックオフィス支援」または「資産相談」を試してみる
もし“全員バラバラ”のまま働く文化が続けば、コンテンツ輸出も夢のまた夢。しかしUPCA流の横断型サポートが“オールジャパン”で定着したとき──優秀なクリエイターが途中で疲弊せず、コンテンツ輸出で海外勢と同じ土俵に立つ日がやってくる。
現場でがむしゃらに働くあなたへ──自分の心身も資産も、預けていい窓口がやっとできました。「一人だけじゃない」“安心”を、試して損ナシです。やるか、やらないか。あなたはどっち?
コメント
コメントを投稿