読売テレビ主導、異業種連携で拓く地域の未来


 【ディンコの一言】

読売テレビがKDDIなど大手3社と共に、地域課題解決を目指す企業アライアンス「YORIMIRAI」を発足させました。
これは、参画企業が持つ多様な知見やアセットを、課題を抱える地域のニーズとマッチングさせ、持続可能な地域作りを目指す新たな取り組みです。
既に放送、通信、金融、鉄道など32の企業・団体が参画しています。


海外の放送局も地域貢献活動には積極的ですが、その多くは報道やドキュメンタリー制作、あるいはチャリティ活動といったCSRの文脈に留まります。対して「YORIMIRAI」のように、放送局が自ら事務局となり、業界の垣根を越えた事業プラットフォームを構築して課題解決をビジネスとして推進するモデルは、世界的に見ても先進的と言えるでしょう。


この動きは、放送局が持つ「地域社会との強固なネットワーク」や「情報発信力」という無形資産を、広告モデル以外の事業へと転換する試みです。単なるコンテンツプロバイダーに留まらず、地域創生を牽引するハブとしての役割を担うことで、新たな存在価値を確立しようとしています。
系列局との連携強化も図っており
、この挑戦は、メディア環境が激変する時代におけるローカル局の新たな生存戦略として、業界が注視すべき試金石となりそうです。

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