TBSが日テレ広告PF参画へ!局の壁を越えるか

【ディンコの一言】 株式会社TBSテレビが、日本テレビ放送網株式会社が推進するテレビ広告のプログラマティック取引プラットフォーム「Ad Reach MAX(AdRM)」に参画するため、基本合意書を締結したと発表しました。 2027年春の本格参画を目指しており 、TVerなどのデジタル広告との統合セールスも視野に入れた、テレビ広告のDXを加速させる大きな一歩となりそうです。


この動きは、放送局が個別に広告プラットフォームを開発・運営することが多い海外、特に米国市場とは一線を画します。
米国では放送局、プラットフォーマー、代理店が連携し複数の共通プラットフォームが競争していますが、日本ではキー局同士が主導して業界共通基盤を目指すという点が非常に特徴的です。

ついに民放キー局同士が広告事業で本格的に手を組む時代が来た!これまで系列の壁でなかなか進まなかった業界共通プラットフォーム構想が、これを機に一気に加速するかもしれません。
広告主や広告代理店にとっては運用の効率化や透明性の向上に繋がり、間違いなく朗報でしょう。ただ、他のキー局や地方局をどう巻き込んでいくのか、本当の意味での「業界共通」基盤となるにはまだハードルも多そう、今後の動向から目が離せません。

 

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