【フジテレビ】「学校かくれんぼ」が世界へ!日本のバラエティの新潮流
【ディンコの一言】
フジテレビ『新しいカギ』の人気企画「学校かくれんぼ」が、デンマークの大手制作会社Strong社とオプション契約を締結しました。これは、日本のバラエティが世界市場で通用するコンテンツとして認められたことを示しています。既存の枠組みに囚われない、参加型かつSNSとの親和性の高い企画は、海外でも新たなムーブメントを起こす可能性を秘めているでしょう。
フジテレビが、国際映像コンテンツ見本市「MIPCOM 2025」において、バラエティ番組『新しいカギ』の人気企画「学校かくれんぼ」の海外フォーマット販売に向けたオプション契約を、デンマークの制作会社Strong社と締結したと発表しました。このニュースは、日本のテレビ業界にとって非常に大きな意味を持っています。なぜなら、日本のバラエティ番組が、欧米の主要な制作会社から**フォーマット(番組の企画・構成)**として高い評価を受けたことを意味するからです。
これまで日本のバラエティ番組で海外展開に成功した事例としては、TBSの『SASUKE』や、フジテレビの『料理の鉄人』などが知られています。しかし、これらは身体能力を競うスポーツ系や料理対決といった、言葉の壁が比較的低いジャンルでした。一方、「学校かくれんぼ」は、学校という舞台を使い、芸能人と生徒が一緒になって「かくれんぼ」をするという、日本の文化的背景やコミュニティ性が色濃く反映された企画です。
この契約は、日本のバラエティ番組が持つ「共感性」と「参加型」の要素が、グローバルな視聴者にも受け入れられる可能性を示しています。特に「学校かくれんぼ」は、SNSでの関連動画再生回数が数千万回を超えるなど、若年層からの熱い支持を得ています。これは、単に番組を視聴するだけでなく、自らが参加したり、SNSで共有したりする「ユーザー生成コンテンツ(UGC)」としての魅力を兼ね備えているからです。日本のテレビ局がコンテンツビジネスで世界に打って出るための重要なヒントとなるでしょう。
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