【電通G】Spotify広告の「効果」を丸裸に。SONATA登場
【ディンコの一言】
「なんとなく効きそう」だった音声広告が、ついにテレビCMや動画広告と同じ土俵に立ちます。「聴き流し」から「説明責任を果たす」メディアへの転換点であり、企業の出稿戦略が根底から変わる号砲です。
デジタル音声広告の「宝刀」がついに登場したかもしれません。電通デジタルと電通が、Spotify広告の効果計測ソリューション「SONATA」の提供を発表しました。これは、急成長するデジタル音声広告市場の最大の課題であった「効果の可視化」に正面から応えるものです。
国内の「ラジオデジタル」広告市場は、電通の調査によれば2018年から6年で約4.3倍に急拡大しています。しかし、その一方で「実際、売上にどれだけ貢献したのか?」というマーケティングROI(mROI)の可視化は非常に困難でした。
「SONATA」の画期的な点は、Spotifyの広告接触ログを、電通が保有するテレビCMの接触データ、Webサイト来訪、購買データなどと掛け合わせることです。これにより、Spotify広告が単体でどうだったか(例:認知度向上)だけでなく、「テレビCMと比べてどちらが効果的だったか」「統合的なリーチはどれだけか」までを多角的に検証できます。
海外では、英国のピザハットが特定のスポーツイベントの日にリスナーを狙い撃ちするなど、高度なターゲティングが先行していました。しかし「SONATA」は、日本市場で特に重要視される他メディアとの比較とmROIの可視化を実現します。これは、音声広告が「ブランディング」予算から「パフォーマンス」予算を獲得する時代の幕開けを意味し、広告業界の勢力図を塗り替える可能性を秘めています。

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